絶対に働きたくない伯爵家のクズ息子、死亡フラグを避けていただけなのに黒竜と王女に国を救う天才だと勘違いされた
前世で働きすぎて過労死した元ライトノベル編集者の俺。
次に目を覚ますと、そこは自分が読んでいた西洋ファンタジー小説の世界だった。
しかも転生先は、第一巻で主人公にボコボコにされ、家まで没落して最後は惨死する予定の伯爵家のクズ息子。
俺は決めた。
もう絶対に働かない。
英雄にもならない。
王女にも近づかない。
黒竜にも関わらない。
ただ伯爵家の金で紅茶を飲みながら、静かに怠けて暮らす。
……はずだった。
未来の剣聖に恨まれたら死ぬ。
黒竜を放置したら茶葉倉庫が燃える。
聖女候補が黒化したら温泉が閉鎖される。
辺境村が滅びたら茶葉の輸送路が止まる。
仕方なく、俺は最低限だけ死亡フラグを避けていく。
だがその結果、黒竜は俺に懐き、未来の剣聖は俺の護衛になり、聖女候補は俺を恩人と呼び、王女は俺を王国を救う天才だと勘違いし始めた。
俺はただ、働きたくないだけなのに。
怠けたいだけの伯爵家クズ息子が、死亡フラグを避けるたびに英雄扱いされていく異世界勘違いファンタジー。
ぜひ最後までお楽しみください。
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