なぜそば屋は、家なら捨てるゆで汁を、わざわざ器に入れて客に出すのか【ゆっくり解説】
もりそばを食べ終わると、そば湯の入った四角い器が、すっと出てきます。
家なら捨てるゆで汁を、なぜそば屋はわざわざ出すのでしょうか。同じ店のうどんには出てこないのに。
江戸時代のそば好きが書き残した本、歌麿が絵を描いた本、弥次さん北さんの旅の本、国の食べものの中身の表、いまのそば屋さんの話を手がかりに、霊夢と魔理沙がひもときます。
じつは、江戸のそば好きが旅先の宿でそば湯を出され、「なぜ?」とたずねた記録が残っています。そこから、そば湯がそば屋で頼めるようになるまでと、うどん屋に無いわけを見ていきます。
あなたは、そば湯をそのまま飲む派ですか?つゆで割る派ですか?それとも飲まずに帰る派ですか?「子どものころ、親が湯桶からついでくれた」など、思い出もぜひコメント欄で教えてください。
▼目次
0:00 はじめに
0:32 チェーンのそば屋でも出す
2:14 「体にいいから」だけ?
3:59 江戸では何を出していた?
7:21 そば屋で頼める物に
9:57 なぜうどん屋には無い?
13:25 いまのそば屋の手間
15:51 まとめ
▼作ってみて(ひとこと)
調べる前は、「体にいいから」で話が終わると思っていました。古い本を1冊ずつ読んでいくと、思ってもみなかった場面が次々に出てきて、いつもの一杯がずいぶん面白く見えてきました。次にそば湯が出てきたとき、ちょっと思い出していただけたらうれしいです。
▼参考にした資料(主なもの)
■ 古い本
喜心庵 『蕎麦全書』(1751年)巻之上 翻刻
https://kisin-an.sakura.ne.jp/sobazensho/j...
国立国会図書館 『本朝食鑑』
https://dl.ndl.go.jp/pid/2557332
国立国会図書館 『一向不通替善運』(1788年)
https://dl.ndl.go.jp/pid/2534149/1/21
国立国会図書館 『浮世道中膝栗毛』(明治15年版)
https://dl.ndl.go.jp/pid/877806/1/19
国立国会図書館 『古事類苑』飲食部
https://dl.ndl.go.jp/pid/897866/1/21
■ そば屋とうどん屋の団体
日本麺類業団体連合会 麺類雑学事典 01「そば湯」
https://nichimen.or.jp/know/zatsugaku/01/
日本麺類業団体連合会 麺類雑学事典 16「湯桶」
https://nichimen.or.jp/know/zatsugaku/16/
日本麺類業団体連合会 麺類雑学事典 19
https://nichimen.or.jp/know/zatsugaku/19/
■ 食べものの中身の表
文部科学省 食品成分データベース
https://fooddb.mext.go.jp/details/details....
■ いまのそば屋・うどん屋
名代富士そば【公式】X(2022年)
https://x.com/fujisobar/status/15046550960...
ゆで太郎 よもやま話
https://yudetaro.jp/yomoyama/
松本大学 平田治美『信州公衆衛生雑誌』17巻1号(2022年)
https://soar-ir.repo.nii.ac.jp/record/2001...
丸亀製麺【公式】X(2021年)
https://x.com/UdonMarugame/status/13804315...
丸亀製麺【公式】X(2023年)
https://x.com/UdonMarugame/status/16917378...
丸眞 永山寛康「サラリ派?トロリ派?そば湯の話」(2023年)
https://marushin.shop/blogs/columns/%E3%81...
※動画の数字や発言は、それぞれの資料が出た時点のものです。
▼使わせていただいた素材
声:AquesTalkPlayer(株式会社アクエスト)
立ち絵:きつねゆっくり
BGM:OpenTracks「いつもの風景」(KK)
効果音:効果音ラボ
絵:画像生成AIで作成したイラストを使っています
▼このチャンネルについて
いつもの食卓の「なぜ?」を、ゆっくり解き明かすチャンネルです。
昭和から続いて、いまも当たり前に目にしている食べもの。その不思議を、霊夢と魔理沙が歴史と仕組みからひもといていきます。
※このチャンネルは、東方Projectの二次創作です。
#そば湯 #蕎麦 #昭和レトロ
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