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【実話】自衛隊が内戦の南スーダンで「運動会」を開催した結果がヤバすぎた…

ずんだちゃん40,388回視聴投稿日: 2026/10/23
2011年、半世紀におよぶ内戦の末に独立した、世界で一番新しい国・南スーダン。首都ジュバに暮らすずんだもんの前に現れたのは、迷彩服の一団でした。ところが彼らが動かしたのは、銃ではなくブルドーザー。陸上自衛隊の施設部隊です。 みんなで道を通し、ようやく希望が見えたそのとき、首都で武力衝突が起きてしまいます。避難民キャンプではパンも足りない。そんな中で持ち上がったのは、まさかの「全国スポーツ大会」の計画でした。昨日まで争っていた若者たちを、石ころだらけの荒れ地に集めるというのです。 命がけでジュバを目指した若者たちを待っていたものとは。銃ではなく、重機と知恵と汗で若い国の「結束」を支えようとした人々の実話です。 ■南スーダンと国民結束の日の豆知識 〇綱引きの綱は、本番前に真っ二つ: 競技の合間には、選手どうしの距離を縮める「平和の遊び」も用意されていました。そのひとつが綱引きです。主催側は苦労の末、南スーダンの軍であるスーダン人民解放軍(SPLA)から、日本の綱に負けない立派な綱を借りてきました。ところがリハーサルで合図がかかった瞬間、若者たちの怪力に耐えきれず、綱はブツリと真っ二つ。跳びはねて大喜びする選手たちの横で、日本人スタッフの顔は真っ青になったといいます。近くの工事現場にあった日本の建設会社の綱では強さが足りず、最後に頼ったのは、日本の文化を紹介するために綱を持ち込んでいた自衛隊でした。 〇アフリカの大地に響いた自衛隊の和太鼓: 2016年1月16日の開会式では、来賓のあいさつの合間に、陸上自衛隊の第9次派遣施設隊による和太鼓の演奏が披露されました。南スーダンの人々にとっては、めったに見られない迫力だったはずです。続いて人気歌手のエマニュエル・ケンベさんが、JICAの依頼で書き下ろした「Our Unity」を歌い、選手たちが彼を囲んで踊り出しました。開会式は南スーダンのテレビで生中継され、その夜のニュースの主役になりました。 〇決勝戦は、因縁の町どうし: サッカーの決勝に勝ち上がったのは、ディンカの人々が多く暮らすワウと、ヌエルの人々が多く暮らすベンティウでした。2013年の衝突で、狙われ合ったふたつの民族です。約6,000人で満員になったジュバ国立競技場は、張りつめた空気に包まれました。JICAの事務所長として見守った古川光明さんは、その緊張を「甲子園の高校野球のようだった」と書き残しています。激闘を制したのはベンティウ。泣き崩れるワウの選手たちに、勝った側が歩み寄り、肩を抱いて健闘をたたえました。4歳の息子と観戦に来ていた36歳の父親は、「南スーダンが、毎日スポーツのできる平和な国になってほしい」と願いを口にしています。 〇国民結束の日から、東京五輪へ: 第1回の国民結束の日の800メートルで2分1秒49を出して優勝し、1500メートルでも2位に入った若者がいました。グエム・アブラハム選手です。彼はやがて南スーダン代表として東京五輪を目指し、2019年11月から群馬県前橋市に移り住んで練習を重ねました。指導したのは、800メートルの元日本記録保持者でロンドン五輪代表の横田真人さんです。迎えた東京五輪の男子1500メートル予選で、アブラハム選手は3分40秒86の自己ベストを出しました。 ■日本の関わりについて ナバリ地区の道路は、日本政府の資金(草の根・人間の安全保障無償資金協力)で、JICAが調査と設計を担い、陸上自衛隊の施設部隊が南スーダン政府とともに施工しました。国民結束の日は南スーダンの文化・青年・スポーツ省が主催し、JICAが開催を支えています。会場の整備には、陸上自衛隊と、現地で日本の無償資金協力の工事を担っていた日本の建設会社が協力しました。 ■参考資料 本動画の題材と、概要欄の豆知識に関する主な参考資料です。 【南スーダンという国】 ・Peace and Unity through Sports: South Sudan's First "National Unity Day" and its Inaugural Olympic Participation ― JICA緒方貞子平和開発研究所(2021年/古川光明著) ・南スーダン共和国 基礎データ ― 外務省 【自衛隊施設部隊の派遣】 ・南スーダン派遣施設隊の活動の概要 ― 防衛省(道路補修や避難民支援などの活動) ・南スーダン国際平和協力業務 ― 内閣府 国際平和協力本部(2012年1月からの派遣と2017年5月の撤収) ・国際連合南スーダン共和国ミッション(UNMISS)への自衛隊の派遣について ― 外務省(2011年12月20日) 【ナバリ地区のコミュニティ道路】 ・ジュバ市ナバリ地区コミュニティ道路整備計画(草の根・人間の安全保障無償資金協力) ― 外務省(2013年1月31日) ・オールジャパンでの協力 ― JICA南スーダン事務所 【2013年の政変と衝突】 ・South Sudan president fires cabinet ― Al Jazeera(2013年7月23日) ・UN shelters 10,000 civilians in South Sudan ― Ahram Online(2013年12月) 【国民結束の日】 ・Peace and Unity through Sports ― JICA緒方貞子平和開発研究所(会場の整備、綱引きの綱、和太鼓と「Our Unity」、テレビ中継、決勝戦と観客の言葉) ・スポーツを通じた平和と結束―南スーダン独立後初の全国スポーツ大会とオリンピック参加の記録 ― JICA緒方貞子平和開発研究所(同書の日本語版) ・異なる地域の若者たちが、国民結束の日にスポーツで交流! ― JICA広報誌 mundi(2018年6月号/9地域・約350人、教員養成校の宿舎と部屋割り、「ジュバに行けば殺される」、自衛隊と日本企業による会場整備) 【東京五輪とアブラハム選手】 ・この国は変われるかもしれないーー南スーダン陸上選手・アブラハムの大きな転機「国民結束の日」 ― GetNavi web(800mと1500mの記録) ・母国を愛しているからーーオリンピックを駆け抜けた南スーダン陸上選手・アブラハムが走る理由 ― GetNavi web(前橋市での練習、横田真人コーチ、東京五輪の自己ベスト) ・南スーダン・アブラハム選手が自己ベスト更新で新記録達成! ― JICA(2021年4月12日) ■視聴上の注意・免責事項 本動画は、実在の出来事や公開記録をもとに構成したエンターテインメントです。ずんだもん、ダチ、サミュエル、対戦相手の選手、南スーダンの若者たち、JICA職員、国連職員、自衛隊の隊長や隊員、大統領の側近などは、物語を伝えるための架空の人物です。キール大統領をはじめとする実在の方々の会話や場面には、報道や公開資料をもとにした再構成・脚色が含まれます。南スーダンの政治対立や民族に関する場面は、特定の政治勢力・民族を支持・批判する意図はありません。また、陸上自衛隊、JICA、日本政府をはじめ関係機関の公式見解を代弁するものではありません。 ■数値について 人数・距離・記録などの数値は、各参考資料の発表時点のものです。 ■お借りしている素材 VOICEBOX(ずんだもん):https://voicevox.hiroshiba.jp/ 立ち絵(坂本アヒル様):https://commons.nicovideo.jp/works/im... いらすとや:https://www.irasutoya.com/?m=1

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