【岐阜|中津川】中津川の温泉旅|哀愁おっさんひとり旅 Vol.244
岐阜県中津川市の温泉旅。
木曽山脈の南、水と深い山々に囲まれた中津川へ向かう。
旅の始まりは、巨大な岩山に築かれた「苗木城跡」。
自然の巨岩と石垣が残る山城を歩き、天空からその全景を眺める。
さらに山へ入り、以前から訪れたかった「ローソク温泉(湯之島ラジウム鉱泉)」へ。
大正時代からラジウムの研究が行われ、昭和20年に開業した療養を目的とする宿。昭和58年頃までローソクの灯をともしていたことが、その名の由来となっている。深い木々に囲まれた独特な空気。
湯之島一号泉と二号泉、源泉飲泉所を巡り、日本屈指のラヂウム泉を体感する。翌朝もう一度湯に浸かりローソク温泉を後にする。
2日目は、御嶽山系の雪解け水が流れる清流・付知川を遡る。
付知峡の深い山あいに佇む「岩魚の里 峡(はざま)」へ。店主が卵から育てた岩魚を、刺身、塩焼き、甘露煮などで余すことなく味わう。
さらに付知川の上流へ。
深い谷を流れ落ちる落差約20mの「高樽の滝」
豊かな森林と清流が残る中津川の最奥部を進み、かつて付知と木曽を結んだ木曽越峠の道へ。森林鉄道が開通する以前、加子母から長野県王滝村へと人々が行き交った古い交通路を辿る。
その先で辿り着いたのが、付知峡のさらに奥に佇む一軒宿「渡合温泉旅館」。大正13年から残る木造建築。電気の通らない宿に夕暮れが訪れると、館内にはランプの灯がともる。
高野槙の浴槽で、薪によって沸かされる冷鉱泉に浸かる。
夕食は岩魚の塩焼き、摘みたての山菜、鯉の甘露煮、昔ながらの大きな五平餅。中津川の地酒「恵那山」とともに、山のごちそうを味わい尽くす。
林業に携わる人々、御嶽山へ向かう信者、行商人、旅芸人。かつてこの山に暮らした多くの人々が行き交い、湯治の場でもあった渡合。木曽や飛騨から山を越えて人と物が集まり、物々交換が行われた土地の記憶を聞く。
時代が変わり、山仕事をする人々が姿を消したあとも一軒だけ残った宿。中津川の温泉旅。
食&酒
▪️いわなの里 はざま
https://tabelog.com/gifu/A2103/A21030...
・県立自然公園 付知
https://nakatsugawa.town/spot/%E7%9C%...
宿
▪️湯之島ラジウム鉱泉保養所 ローソク温泉
https://www.rousoku-onsen.com/
▪️ランプの宿 渡合温泉
https://www.doaionsen.jp/
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たそがれもーど
「シンプルで力強いもの、人情、地産地消を求め旅に出る」
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