なぜドラクエ3の「冒険の書」はあんなにすぐ消えるのか?【ずんだもん解説】
#ドラゴンクエスト #ドラクエ3 #ファミコン
「おきのどくですが ぼうけんのしょ1ばんは きえてしまいました」――真っ黒な画面と、あの呪いの曲。なぜドラクエ3の冒険の書は、あんなに消えたのでしょうか?
今回は、ファミコン版ドラクエ3の冒険の書が消えた理由を、カセットの中の仕組みと作った人たちの言葉、そして実際のゲーム画面からひも解きます。
冒険の書が入っていたのは、たった8キロバイトのメモリー。しかもそこは記録専用ではなく、遊んでいる間も町の地図やプログラムが書き込まれる"相部屋"でした。
そして、あの「おきのどくですが」は、壊れたことを知らせるだけの画面ではありません。冒険の書を消していたのは、実はゲーム自身だったんです。
では、あのメッセージが出ている間、冒険の書はもう消えていたのか。ファミコン版を実際に動かして、その瞬間を確かめました。
リセットを押しながら電源を切る理由から、ふーふーが逆効果だったわけ、30年後にRTAの技になった話まで、ずんだもん解説でお届けします。
昔からゲームで遊んできた方も、当時をリアルタイムで体験した方も、
「何回消えたか覚えていない」「『ごはんよ』で電源を切られた」など、ぜひコメント欄で教えてください!
▼目次
00:00 オープニング
01:03 1988年2月10日、平日なのに行列
01:34 「ふっかつのじゅもん」は最大52文字
02:04 開発者は呪文を書き写さず録画していた
02:48 冒険の書を呪文にしたら988文字
03:12 カセットの中の2つのメモリー
03:30 32KBしか見えないCPUと16冊の本棚
03:45 空きは合計たった302バイト
04:05 冒険の書は8KB、しかも相部屋だった
04:41 電源OFFの間、記録を守っていた電池
05:36 タイトル曲がないから「呪い」が最初の音に
06:08 冒険の書を消していたのはゲーム自身
06:52 壊れた冒険の書で遊ぶと王様が3人
07:25 無事な記録まで消された「読み間違い」
07:46 実際に試してみた――1バイトだけ書き換えると
08:18 メッセージが出ている間、メモリーをのぞくと
09:02 ゲームが出していた「りせっとをおさずに」
09:39 リセットボタンはCPUを止めるボタンだった
10:43 「ごはんよ」と、歩くだけで落ちる電源
11:07 ふーふーは逆効果、任天堂も呼びかけ
11:54 堀井雄二さん「ほとんど見ないと思っていた」
12:13 「曲が鳴り終わってから消していた」?
12:43 RTAの世界記録とホットプレート
13:58 まとめ
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※解説内容は入念に調べていますが、資料による食い違いや解釈の違いがある場合もあります。誤りにお気づきの際は、コメント欄で優しく教えていただけると助かります。
※検証は、ファミコン版の2つのバージョンのうちの1つを、パソコン上で動かして行いました。
▼使用素材
ゲーム画面:ファミコン版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』 ©ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX
音声:VOICEVOX:ずんだもん、VOICEVOX:四国めたん、AquesTalkPlayer(AquesTalk1 女性2)
立ち絵:坂本アヒル 様
BGM:fun fun Ukelele(shimtone/OpenTracks)
写真:Evan-Amos(パブリックドメイン)、Krzysztof Woźnica(パブリックドメイン)
参考:内藤寛さんのYouTubeチャンネル「内藤かんチャン」の動画
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